「藤井時代の幕が開けた」

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今日の日経文化欄に
元「将棋世界」編集長で作家の大崎善生さんが
「藤井時代の幕が開けた」という文章を寄稿しています。

"藤井の三冠奪取後に羽生が贈った言葉が素晴らしい。
「大丈夫、六冠王になればスケジュールは楽になるから......」。
これは羽生にしか言えない言葉であり、
後輩への応援と労(いたわ)りを感じる。
そこまで行ってみろというか、
すでに行くことを確信しているのではないか。"

いくつか文章から抜き出してみます。

"渡辺明名人の言葉も胸に響いた。
先の棋聖戦で藤井に3連敗したのだが、
それにたいして
「まさか今の自分が3連敗するとは思わなかった......」
と漏らしたのだ。この言葉の意味は深い。"

渡辺明名人も絶好調でしたから。

"三冠王は10人いる。
そのなかの第一代は升田幸三なのである。
それから大山康晴、中原誠、米長邦雄、谷川浩司、
羽生と恐ろしい名前がひしめき合っている。"

どこまでいくか楽しみです。