ブラームス・チクルス後半

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今夜は
サントリーホールで東京フィルハーモニー交響楽団の公演でした。
今日はチョン・ミョンフン指揮による
ブラームス交響曲全曲演奏会の後半、第3番と第4番でした。

前半の第3番は
ふんわりとゆったりとした演奏で始まり、
弦のアンサンブルの美しさを堪能させてもらいました。
後半の第4番は、一転して強靭な演奏。
もちろんアンサンブルの美しさも存分に発揮していましたが、
最終楽章のパッサカリアに見られるように、
構造のはっきりしたかっちりとした演奏でした。
どちらも素晴らしい演奏。
終曲後は、文字通り拍手の嵐でした。
アンコールにブラームス:ハンガリー舞曲第1番を演奏して、
かなりのスタンディング・オベーションを受けていました。
いったん引っ込んだ楽団員ともう一度舞台に出てくるのは前回と同じですが、
さすがに嬉しそうでしたね。

気持ちのいい夜になりました。