富の偏在

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"市民が互いに軽蔑すれば、米国は1つの国として生き残れない」。
世界が米大統領選に注目した11月、
米複合企業コーク・インダストリーズの総帥、
チャールズ・コーク氏(85)は著書で、
米社会の分断について「我々が台無しにしたのか」と
後悔の念をつづった。"

今日の日経新聞1面で始まった
「パクスなき世界 大断層」の「(1)「富める者」襲う恐怖」から。

"保有資産450億ドル(約4兆6千億円)という
米有数の富豪は自由経済を徹底して求める「リバタリアン」の代表格だ。
保守派を資金面で支え、いわば党派対立をけん引してきた。
その成果の一つが
4年前のトランプ政権の誕生と共和党による上下両院の独占だった。
勝利したはずなのに、この4年で逆に自由経済は遠のき、
保護貿易や政府債務が拡大した。不公正や格差をめぐる暴力も米社会を覆う。
今後、特定政党の支持から手を引くというコーク氏。
自身の力がもたらした惨状におののく心情が透ける。"

富の偏在で社会が不安定になれば、経済に大きな影響が出るでしょうね。
これをどうやって修復していくか、難しい課題ですね。