「初の黒人大統領の誕生が、 人種差別を心に秘めていた白人の恐怖感を強めた」

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19世紀に黒人向けに創立されたA&T(農業・工業)州立大は、
州議会に黒人議員を代々輩出してきた選挙区にある。
だが16年を契機に白人議員が勝つようになった。
...共和主導の州議会が大学内の道路沿いに選挙区を2つに分け、
白人の多い地区と統合したためだ。
黒人票の分散は両選挙区で白人候補を当選圏に押し上げた。"

今日の日経朝刊1面「分断の米国」から。
特定の政党に有利になるように選挙区割りをする、
いわゆるゲリマンダーですね。

"同大教授のジェームズ・スミス(58)は
「バラク・オバマ(58)という初の黒人大統領の誕生が、
人種差別を心に秘めていた白人の恐怖感を強めた」とみる。
米国勢調査局の予測では、
45年に白人(中南米系を除く)は人口の50%を割る。
白人がマイノリティーになる不安が恐怖を増幅する。"

トランプがオバマのやったことを
全て否定しようとする意味がよく分かりました。