今日から怒涛のクラシック・コンサート週間です(笑)。
まずは、
オール・チャイコフスキー・プログラムの
テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ第1日目。
演目は、
ヴァイオリン協奏曲と交響曲第6番「悲愴」です。
クルレンツィスの指揮もカリスマチックですが、
ヴァイオリニストのパトリツィア・コパチンスカヤが凄すぎる!
裸足で出てきて、
飛び跳ねながらエネルギッシュに弾きまくります。
"独特な声を持つ"と言われるらしい
ワイルドで個性的な音色と力漲る弾きっぷりが
観ていてじつに楽しいミュージシャンです。
「このオーケストラはスペシャルです」と挨拶をして、
クラリネット奏者、第1ヴァイオリンと
デュオでアンコールをやりました。
最後には、彼女に捧げられた愉快な曲を
歌いながら弾いて大喝采を浴びていました。
アンコール曲は以下の通り。
・ミヨー:ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための組曲op.1576 第2曲(ピアノ抜き)、
・リゲティ:バラードとダンス(2つのヴァイオリン編)よりアンダンテ、
・ホルヘ・サンチェス・キョン:"クリン"1996 -コパチンスカヤに捧げる
後半の「悲愴」は、
レコード芸術誌による2017年の
レコード・アカデミー賞大賞を彼らが受賞した曲。
流石に手慣れた演奏で盛り上げに盛り上げました。
特に、静かにひっそりと終わる最終楽章が、
ライヴならではのリアリティある演奏で感動的でした。
東京の3日間の通し券を買ったプレミアで
コンサート後にはパーティまでありました。
明日もクルレンツィス。
もう一度ヴァイオリン協奏曲と交響曲は第4番です(笑)。
コンサートの反省は、
吉祥寺ハモニカ横丁の「アヒル」で。
ホルモンの「てっちゃん」に入れなかったのが残念。
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