トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団

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今夜はサントリーホールで、
トゥガン・ソヒエフ指揮
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の公演を聴いてきました。

グリンカのオペラ『ルスランとリュドミラ』序曲に、
ハチャトリアンのヴィオリン協奏曲を
ランパルが編曲したフルート協奏曲が前半でした。

序曲とフルート協奏曲の第1楽章までは、
こちらの体勢不足でピンときませんでしたが、
フルート協奏曲の緩徐楽章の第2楽章から
、俄然面白くなりました。

ヴィオリンの超絶技巧を
フルートで演奏する難しさは半端じゃないと思いますが、
奏者エマニュエル・パユは軽々と吹きこなし、
指揮者のソヒエフと向き合いながら
楽しそうに掛け合いをしてました。

アンコールのドビュッシーがまた素晴らしかった。

後半は、
チャイコフスキーのバレエ音楽『白鳥の湖』から12曲。
どれも美しく有名な旋律で、
まるでアンコールを続けて聴いている気分でした。
例えて言えば、
アンコールの『カルメン』前奏曲も含めて、
ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートみたいです。

ワールド・オーケストラ・シリーズの
通しで手に入れたチケットでしたが、
あまり自らは聴かない曲目もたまにはいいですね。

コンサートの後は、
某Tまきさんの投稿で教えてもらった、
古いヴァン・ジョーヌをスパークリングで割る飲み方を
どうしても試したくて、
またも「グー・ド・ジョーヌ」へ。
これが抜群に香りも味も良くて大満足。

この飲み方は、
この店のマスターが
古いシャンパーニュと新しいシャンパーニュを
混ぜて飲む飲み方にインスパイアされて
考え出したのだそうです。
これは、アリですね。

料理は、
夜遅くにあまり食べ過ぎないように、
隠しメニューのカレーも振り切って(笑)、
キャッツアイオイスターのヴァン・ジョーヌ蒸し。
これもまた絶品。

あと印象に残ったのは、
"もっと欲しい!!!"という名の赤ワイン。
絵も色っぽいけど、
味も色っぽくて美味しゅうございました。
他にも飲んだけど内緒です(笑)。

ごちそうさまでした。