Bar ODINとの23年

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"ぼくたちもいろんな酒場をめぐってきたけれど、
こんな店は他に知らない。
カクテルの王様・マティーニにまで、
ワインから自分でつくる
ヴェルモットを使うというのだから。"

棚にあった段ボール箱の中のトマトを見て、
「あれでブラディ・メリーでもつくろうっての?」
と言った枝川公一さんが、
"おそろしく早口の若いマスター"に
「そうですよ」と答えられて
「血まみれの女王メリー」を注文せざるをえなくなった
シーンから始まる紹介文を久しぶりに読みました。

dancyu誌1995年の記事だったんですね。
久しぶりに単行本『東京のBar 』で読み直しました。
恵比寿「Bar ODIN」の菊地貴彦さんとの
お付き合いももう23年になるんですね(笑)。