東京文化会館での
イザベル・ファウスト、ジャン・ギアン=ケラス、
アレクサンドル・メルニコフの公演を観てきた。
座席は1階21列35番。
若干遠いが、
見通しのいい席だった。
曲目)
シューマン:ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 op.110
エリオット・カーター:エピグラム(2012)
***
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D898
アンコール)
シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 op.80 第3楽章
ファウストとケラスの艶やかな弦の響きと、
控えめに脇役に徹するメルニコフ。
長くアンサンブルを組む優秀なソリストの3人は、
息がピッタリあって素晴らしい。
なかでも、
シューマンの第4楽章の力強い爽快さと、
シューベルトの第2楽章の
夢見るように甘美な美しさが心に残った。
アンコールは、
シューマンの第2番から第3楽章。
これもなかなか良かったが、
今日は何と言ってもシューベルトの出来が素晴らしかった。
エリオット・カーターが103歳で書いた遺作はどうだったかって?
前衛的すぎてよく分かりませんでした(笑)。
吉祥寺で
コンサートの後に行こうと思っていた店に振られて、
昨年6月にオープンしたという
初めての焼鳥屋「井の頭さかもと」へ。
タレの味付けが甘くて好みじゃないけど、
塩なら良さそう。
ごちそうさまでした。
帰り際に某外資系取引先の人に遭遇。
世間は狭いですね(笑)。
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