弾きまくりヴィルサラーゼ

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すみだトリフォニーホールで、
エリソ・ヴィルサラーゼのピアノ・リサイタルを観たきた。
座席は最近よく座っている(笑)
1階20列12番。観やすい席だ。

曲目)
モーツァルト/ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」
   ***
モーツァルト/ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
シューマン/謝肉祭 作品9

アンコール)
ショパン/マズルカ op.34-1
シューマン/リスト編曲 春の夜
ショパン/ワルツ第1番

曲目は、
モーツァルトのソナタに、
それぞれベートーヴェンとシューマンを
組み合わせた構成。

最初は、
モーツァルトのピアノ・ソナタ第13番。
澄み切ったコロコロと良く転がる音で、
快活なモーツァルトを表現していた。
とにかく音が可憐。

組み合わせたのは、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番「熱情」。
モーツァルトとは一転して
重く硬い響きに変わったのが驚き。
どちらかというと、
アファナシエフのように
ゆっくりなところはさらにゆっくり
速いところは素早く引くタイプ。
最終楽章の
アクロバットのような演奏は
精神性を超えたヴィルチュオーゾぶりで感動的。

後半は、
モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番
「トルコ行進曲付き」で始まる。
素人としては、
有名な曲を弾くのはなかなか難しいのかなと思うが、
軽々といった感じで弾きまくる。
やはり盛り上がる。

圧巻は、
プログラム最後のシューマン「謝肉祭」。
圧倒的な盛り上がりの曲後半に向けて、
弾きまくる弾きまくる。
大喝采を浴びていた。

しかし、彼女の場合、
アンコールからが、もう一幕。
昨年2月に聴いたときには
4曲も弾いて驚いたが、今回は3曲だった(笑)。

リヒテルが"世界最高のシューマン弾き"と
言ったというヴィルサラーゼ。
シューマン、ショパン、
リストあたりが本領発揮のようだ。

昨年はハイドンに感動したが、
今年の収穫は、謝肉祭だったかな。

終了後は、
いつもの「涌谷」のライトがすでに消えていたので、
今年6月にできたらしい
南インド料理の店「ヴェヌス」へ。
「初めて飛び込みで入った」と言ってもニコリともせず、
料理のオススメもおざなりな
ウェイターにムッとしながらも、
オニオン・フライと
チキン・ペッパー・カレーを頼む。
美味しかったから許す!

ごちそうさまでした。