ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会第2回

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錦糸町すみだトリフォニーホールで
ベートーヴェンの
ピアノ協奏曲全曲演奏会第2回
を聴いてきた。
座席は前回も同じ1階20列11番。
前が通路で、
観やすく足が楽な座席だ。

マリア・ジョアン・ピリス/小林海都[ピアノ]
オーギュスタン・デュメイ[指揮・ヴァイオリン]
新日本フィルハーモニー交響楽団[管弦楽]

曲目【第2回】
ベートーヴェン/ロマンス第1番、第2番[デュメイ]
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番[ピリス]
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番[小林]

前半は、
デュメイの弾き振りによるベートーヴェンの小曲
「ロマンス」の第1番と第2番。
有名な旋律の第2番が
まさにベートーヴェンらしく気持ちよかった。

そして、
マリア・ジョアン・ピリスが弾いた第4番。
前半なので、
ホール、オーケストラが暖まっていないせいか
第1楽章が硬かった。
ピアノも前回のヤマハから
スタインウェイに変わっていたらしい。
今日の感じなら、
第5番を弾いてもらいたかった。
それでも、
第2楽章、最終楽章と徐々にペースを上げて、
最後は盛り上がった。

後半は、
若手の小林海都による皇帝協奏曲。
堂々たる演奏で万雷の拍手を受けていた。
日本公演なので、
彼を立てた面もあったかとは思いますが・・・。

アンコールは、
2人によるモーツァルトの
4手のためのピアノソナタから第2楽章。
海都くんに対するピリスの優しさが感じられた。

全曲演奏会全体の白眉は、
やはりピリスが弾いた第3番だったと思う。
第1番、第2番と聴いてきて、
第3番でベートーヴェンが実現した
革新性とピリスの技巧がうまくマッチした瞬間に
奇跡的な名演が生まれたのだと思う。