DRCリシュブール古酒1965を飲む会

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DRCリシュブール古酒1965を飲む会に参加してきた。

●シャンパン
1998 Vve Fourny Brut Blanc de Blancs Grand Milejime
NV Vve Fourny Cuvee du Clos Notre Dame Blanc de Blancs
とても豪華なワイン会、
DRCリシュブール古酒1965を飲む会に参加してきた。

●白ワイン ブルゴーニュ
2011 Bourgogne Domaine Leflaive
2011 PULIGNY MONTRACHET 1ER CRU LES PUCELLES DOMAINE LEFLAIVE
2010 PULIGNY MONTRACHET 1ER CRU LES PUCELLES DOMAINE LEFLAIVE
2005 Montrachet Remoissenet Domaine Thenard

●赤ワイン
ブルゴーニュ
2012 Clos de Vougeot Mongeard Mugneret
2012 Grands Echezeaux Mongeard Mugneret
2006 La Tache DRC
1965 Richebourg DRC

おまけ
1999 Nuits St Georges Henri Jayer

ボルドー
1970 Chateau L'evangile

●食事
・ブルゴーニュ風グージェール とカンタブリコのアンチョビ
 Gougere façon Burgignon
・自家製エゾ鹿のパテ
 Pâté de biche
・茨城産・真鴨モモ肉のポトフ風スープ仕立て
 Cuisse de col-vert façon pot-au-feu
・茨城産・真鴨のシンプルなロースト
 Col-vert simplement Rôti
・フロマージュ
 Fromage

リッチでねっとりしたVve Fourny、
強くて樽香を感じるとともに
強い旨みを感じるルフレーヴの
2010PULIGNY MONTRACHET、
ふくよかなタンニンと
立ち上がる葡萄の香りが素晴らしく、
今飲んでバランスがいい
ミンジャール・ミュヌレ2012Clos de Vougeot
などが印象的だった。

しかし、さらに突き抜けていたのは、
感じる味の種類が多く
ミネラルの厚みや旨みが多く
ハイレベルのバランスで
熟成しているルモワスネの2005Montrachetと
ビロードのような優しい舌触りと、
味のデパートであるかのような
ワインに期待する旨さがなんでも入ってる
DRCの2006La Tacheだった。

とても難しい年で
なかなか瓶が残っていないという
1965年のリッシュブールは
かなり美味しかったが、
最高のレベルとはいえなかった。
「ドカンと来なかった」ということで
主催者が出してくれた予定になかった
アンリ・ジャイエの1999 Nuits St Georgesが
ラ・ターシュとも拮抗した素晴らしさだった。

「除梗派のジャイエと全房派のDRCを飲み比べて
目指す方向性の違いを実感できたと思います。
リッチで深みのあるDRC、
繊細で透明感のあるジャイエ・・・どっちが好きですか?」
とは主催者のコメント。

ぼくは、全房派かな?

ところで、
食事も素晴らしかった。
アミューズとはいえ
もっと食べたいグジェール、
素晴らしいコクとボリュームの
エゾ鹿のパテ、
鴨肉の美味しいポトフ、
旨みのモモ、濃厚なササミ、
噛むごとに味わいが出るロースが
印象的だった真鴨の炭焼き、
どれをとっても唸らされた。

ごちそうさまでした。