サントリーホールで
マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の
コンサートを聴いてきた。
座席は1階22列15番。
ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
***
R.シュトラウス: 交響詩 「ドン・ファン」 op.20
R.シュトラウス: オペラ『ばらの騎士』組曲 op.59
アンコール)
J.シュトラウス2世:ピチカート・ポルカ
リゲティ:ルーマニア協奏曲より 第4楽章
クリスティアン・ツィメルマンが弾く
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番の演奏は、
素晴らしいカタルシス。
全体に抑えた旋律が多く、
クライマックスでは
対照的に一気に盛り上がるこの曲の魅力を、
フルに発揮した演奏だったと思う。
ツィメルマンは、
弱音ではリリカルな美しい響きで魅了し、
ヤンソンス指揮によるバイエル放送響は
精妙な弦と安定した管楽器の響きで応える。
強音のクライマックスでは、
ツィメルマンの弾き姿も含めて
感情の高まりを
オーケストラも一体となって表現していた。
初めてツィメルマンを観たのが
ニューヨーク・フィルとの
ブラームスのピアノ協奏曲第2番だった。
僕がクラシック音楽にハマることになった
思い出のコンサートだが、
18年の時を経て
生で両方体験できたのは感慨深い。
どちらも生涯記憶に残る演奏となりそうだ。
後半は
R.シュトラウスの「ドン・ファン」と
歌劇「ばらの騎士」組曲。
どちらかというと苦手なタイプの音楽だが、
かつてクライバー指揮の
映像で観たことのある「ばらの騎士」は、
親しみがあって楽しめた。
前半のどちらかというと
渋目のオーケストラの音色が一変して、
明るく輝きを増していたのが印象的。
アンコールのピッチカート・ポルカと
リゲティ:ルーマニア協奏曲も含めて、
オケの技巧の冴えを堪能した。
やっぱり、
ライヴでなくては味わえない感動がありますね。
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