紀尾井ホールで、
ピエール=ロラン・エマール
【カーターへのオマージュ】(室内楽コンサート)を聴いてきた。
座席は1階7列1番。
わりと観やすい位置だ。
エマールのソロと、
ヴァイオリンのディエゴ・トジと
チェロのヴァレリー・エマールとの組み合わせによる
ピアノ・デュオとトリオで、
2年前に104歳で亡くなった現代音楽作曲家
エリオット・カーターの曲を弾いた。
エリオット・カーター: チェロ・ソナタ
90+(ピアノ・ソロ)
再会(ピアノ・ソロ)
「ピアノについての2つの考察」から カテネール(ピアノ・ソロ)
***
ヴァイオリンとピアノのためのデュオ
エピグラム(ピアノ・トリオ)(アジア初演)
基本的に
ナニガナンダカワカラナイといった
典型的な現代音楽。
音の意味を考えてしまうと
迷路に入り込んだ気分になるが、
音のリズムと響きに身を任せてしまうと
気持ちよくなってくる。
疾走するように
縦横無尽に弾きまくる曲はやはり爽快だった。
白眉は最後の曲、
アジア初演の「エピグラム」。
カーターの遺作だ。ごく短い小品が12曲並んだ、
いわばカーターのショーケース。
技巧の冴えやユーモアも感じさせて、
様々な曲想を楽しめた。
アンコールは「エピグラム」全曲をもう一度。
その手がありましたか!
再度聴いて少し余裕があるせいか、
曲を理解できたような気がするし、
何より親しみが湧いてくる。
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