恰好いい指揮者、ドゥダメル

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

サントリーホールで、
ウィーン・フィルの公演を聴いてきた。
席は1階18列2番。
左はじで上の席がすぐ上に迫る
音響的にはあまりいい席ではないが、
意外に音は良かった。

   モーツァルト: 協奏交響曲 変ホ長調 K364
   ルネ・シュタール: タイム・リサイクリング(日本初演)
   ドヴォルザーク: 交響曲第8番 ト長調 B163 op.88

   アンコール)
   ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『憂いもなく』 op.271

ドゥダメルの指揮は
派手な曲で特に活きるように思う。

モーツァルトの協奏交響曲は
静かなメロディーでの指揮ぶりで魅せた。
ヴィオラが活躍する曲のせいか、
皇太子殿下も来場してました。

オーケストラの
第2ヴァイオリン奏者である
ルネ・シャールの曲は日本初演。
意図がよく分かったとは言えないが、
演奏している人たちが楽しそうなのが印象的だ。

ドヴォルザークの交響曲第8番は、
個人的には
"骨太"のイメージがある作曲家だが、
この曲は繊細さが際立っていた。
ドゥダメルは盛り上がりを
的確に演出して素晴らしかった。

指揮姿がとにかく格好いいんですよね。