"燃えるような力を持った小便"

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「私はいつも思う」

私はいつも思う、
石油のように
清んで美しい小便がしたい と。
しかも火をつければ
燃えるような力を持った
小便がしたい と。

今朝の日経新聞文化欄に載っていた
「夭折の詩人の願い 次代に」から。
21歳で亡くなり、
奇しくも3月11日が命日だという
矢沢宰(おさむ)の詩だという。

腎結核に罹り8歳で片方の腎臓を摘出したとのことで、
その切迫感に胸が詰まる。