最近読み終わった本③

マイケル・オンダーチェ
「映画もまた編集である――ウォルター・マーチとの対話」

ゆっくり読むのにいい本。

映画「イングリッシュ・ペイシェント」
「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」「同・完全版」
が好きなら必読だ。
「イングリッシュ・ペイシェント」の作家、
アカデミー賞の編集賞と録音賞を
受賞しているウォルター・マーチ
ディテールへのこだわりを
うまく引き出している。

これが凄い。映画の観方が変わります。

引用したくなるフレーズは数々あるが、
ひとつだけ。

   「偶然と整然という二種類のアプローチは
   決して反発しあうものではなく、
   むしろ親指と人差指のように向かい合って
   位置するものだと思うんだ」

喧嘩の時にいつか引用してみたい言葉。