ジョブズに黙祷

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ジョブズが死んだ。

予想はしていたが、
iPhone4S発表のすぐ後とは
想像もしていなかった。

思い出したのは、
彼のスタンフォード大学での卒業式スピーチ

   「…死はほぼ間違いなく
   生命による最高の発明だからだ。
   死は生命に変化をもたらす主体だ。
   古き物を消し去り新しき物に道を確保する」

あとは、
小田嶋隆氏がほとんど代弁してくれている。

   「直接に面識の無い、いわゆる有名人の死に
   これほど深い喪失感を感じるのは、
   もしかしたらジョン・レノンが死んだ時
   以来かもしれない」

   「ジョブズの真骨頂は、
   こうした毀誉褒貶のうちにある」

   「要するに、ジョブズは、
   東洋的な思想と西洋的な理想を併せ持ち、
   古代的でもあれば未来的でもあり、
   マッチョでもあれば女性的でもあったという意味で、
   非常に多義的な人間だったということだ」

「毀誉褒貶の中を生きたジョブズ」/
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」

ジョブズ、ありがとう、
そして、さようなら。