木曜日は、サントリーホールで
クリスチャン･ツィメルマンを聴いた。
ショパン生誕200周年ということで、
オール・ショパンのプログラム。
ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
バラード第4番 ヘ短調 Op.52
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2（アンコール）
自家薬籠中という言葉がふさわしい、
素晴らしい演奏だった。
とくにピアノ･ソナタ第2番「葬送」。
スケルツォの奇妙な味わいも捨てがたい。
バラードとソナタ第3番は、
予定を変更してこの順番に。
どの曲も有名で、
しかもダイナミックな曲だったので、
ツィメルマンの腕達者ぶりが見事だった。
いつもながらの高音の美しさと、
低音の迫力が襲ってくるかのよう。
その分、新味はやや欠けたかな？
でも，
ショパン生誕200周年にピッタリのコンサートで、
楽しめました。
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