2003年のトニー賞「ベスト・ミュージカル」他を受賞した
「Hairspray」を4月1日にNYCで観た。
かなり寒い夜だったが、
ホテルから歩いて3ブロックと近かったので助かった。
話は、1962年のボルチモアで
ダンスが好きな体がbigでヘアスタイルもbigな少女が
テレビのダンスショーで人気者になる。
ダンス仲間の黒人が差別されるのに憤りを感じて
それを打破しようとするが社会の壁にぶつかる・・・といったもの。
なんといっても、
トニー賞で主演男優賞をとったHarvey Fierstein
(映画「インディペンデンス・デイ」で声が妙に太い
オカマのテレビ局員役で出ていた)の母親役が抜群だ。
少女よりもさらにさらにbigで笑える。
いつも娘をしっかり守る、泣かせる役でもある。
主人公の少女トレーシー役は
オリジナルキャストではなかったようだけど、
歌はうまいし踊りも上手で
とにかく楽しめるミュージカルだ。
第2幕の終わり方がやや安易で
本来ならもっと盛り上げられそうなのに、
そこだけはちょっと惜しい。
劇場からの帰りに口ずさんでしまう
分かりやすい音楽も魅力。
オリジナルキャストのCDを聴くと
一日中その音楽が頭の中で鳴ってしまうくらいだ。
元になった映画「Hairspray」もいつか観てみたい。
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