久しぶりのツィメルマン

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今夜は
サントリーホールで久しぶりの
クリスチャン・ツィメルマンのピアノ・リサイタルでした。

前半がバッハのパルティータ2曲、
後半がブラームスの3つの間奏曲と
ショパンのピアノ・ソナタ第3番です。

正直言ってツィメルマンのバッハは
響きが軽すぎてピンと来ません。
ブラームスは大好きな曲なので
彼の解釈を楽しみました。

圧巻はやはりショパン。
煌びやかな高音と
ダイナミックな低音のダイナミクスが
圧倒的な存在感で迫ってきます。
見事に揃った音の粒立ち、
自在にコントロールするリズムも気持ち良く、
先日のショパン・コンクールの
演奏者たちが霞む演奏でした。

参りました。

コンサートの後は
恒例の「グー・ド・ジョーヌ」。
ラムタンのおつまみ風、新疆風羊肉の串焼き、
豆腐と小松菜の豆板醤風味、葱油和え麺を頼んで
ワインと一緒に美味しくいただきました。
アンリ・メールの
ヴァン・ジョーヌ1979は抜群でした。

ごちそうさまでした。