「ス体」

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"五輪スケートボードの中継で
解説者がその「ス体」を盛んに使っていた。
「鬼やばいっスね」「よくやり切ったっスよ」。
実況アナウンサーの折り目正しい話し方と比べ、
軽快さが際立った
▼手すりのようなレールの上を滑る
精緻(せいち)な技が決まると、
「『ビッタビタ』はめてましたね」。
注目度の低かった選手が高得点をたたき出すと、
「練習でもひとりだけ『ゴン攻め』してて」。
独特の言い回しで、
素人にも分かりやすく勘どころを教えてくれた"

話題のスケートボード解説が
今日の「天声人語」で採り上げられていました。
NHKのアナウンサーが「カッコよかったです!」と
一生懸命合わせてたのが印象的でしたが、
「ゴン攻め」と聞いて驚いたのがウケました。

"後世の専門家が「ス体」の盛衰を研究する際、
2021年スケボー解説はどう刻まれるか。
それにしても瀬尻さんの語り、
競技の流れにビッタビタはまってました。
大役マジお疲れさまっス。"

最後におじさん(おばさん?〉が
若者言葉を真似るイタイ終わり方が
ありがちな展開で残念です(笑)。