ウィーン・フィル来日の裏側

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"ワレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
2020年日本ツアーの可否が寸前まで決まらず、
政府間合意の特例措置(特別機、
隔離されたホテル特別階とホールのみの利用で外出禁止、
定期的な検査などで前後2週間の待機を免除)で実現した瞬間、
様々な疑問、批判が噴出した。"
「奇跡のウィーン・フィル@ミューザ川崎」

11月8日のミューザ川崎での公演評ですが、
ウィーン・フィルが来日した背景がよく分かります。

"実際、専用バスでの移動と面会謝絶、
弁当と缶ビールの食事で外食禁止など、
フィルハーモニーカーは普通のヨーロッパ人には
耐えられないほどの制約を受け入れ、
日本列島を北上してきた。
中国と台湾、韓国をキャンセルしても
日本ツアーにこだわった背景には、
1956年の初来日以来(今回で36回目)
日本の聴衆と築いてきた
友情と信頼関係があったことも確かだろう。"

演奏についても、
ピアノのアンコール以外は同じなので、「うんうん」と頷ける文章でした。