トランプのアカウントが乗っ取られたら?

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"3番目は、技術的な脆弱性である。
7月15日には、11月の次期大統領選で
民主党の指名獲得を確実にしたバイデン前副大統領や、
オバマ前大統領などの複数のツイッターアカウントが
何者かに一時的に乗っ取られた。
被害はなかったというが、
トランプ大統領のアカウントも当然、狙われていたと推測される。

これまでの傾向から、
かなり大胆な内容の大統領のツイートがあっても、
本物だと受け取る人がいるかもしれない。
もしアカウントが乗っ取られ、
例えば「イランを今から1週間以内に核攻撃する」と書き込まれた場合、
真に受ける人は少なくないだろう。
大混乱の中、偶発的な衝突が起きるかもしれない。
ツイートの乗っ取りが歴史を変えてしまうという想像を、
果たして杞憂(きゆう)だと言い切れるだろうか。"

今日の日経新聞「経済教室」SNSと現代社会についての
前嶋和弘・上智大学教授による考察。
ちょっと引用が長いですが、
重要な指摘だと思います。
トランプに限るかもしれないけれど、大いにありうる話です。