今夜行くことができた
「傳」の長谷川在佑さんの料理を
どうしても食べてみたいと思ったのは、
彼が登場したBSフジの番組「パレ・ド・Z」を観たからです。
"未来に残したい究極の一皿"として彼が選んだのは、
「水以外すべてが外国産のお椀」。
中国産の筍、韓国産の木の芽、台湾産の蛤。
塩も何も使っていないお椀でした。
しかし、驚きはこれだけじゃなく、
このお椀を作ったのが、長谷川さんじゃなくて
香港出身の女性スタッフ・ジョイさんだったことでした。
「日本の食材だけで日本料理を
表現するのはもったいないと思うようになった」
「日本料理は日本人だけのものではもうないんじゃないか」
高級食材を使わない。
ハシリではなく旬の食材を使う。
海外でのコラボでは現地の食材を使う。
そうした彼の哲学が表現された
素晴らしい料理だと感銘を受けました。
実際にお店に伺って、
スタッフもお客さんも自然に"ダイバーシティ"を
実現していることを実感しました。
素晴らしいですね。
日本の未来を示唆していると思います。
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