ザルツブルク旅行⑪カメラータ・ザルツブルク

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8月11日

19時30分開演のコンサートは、
古楽の大物ロジャー・ノリントン指揮による
カメラータ・ザルツブルクの公演でした。

演目は、
オペラ『イドメネオ』へのバレエ音楽、
ストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」、
ハイドンの交響曲第104番。

『イドメネオ』を観たばかりなので、
バレエ音楽は大変興味深かった。
普通はカットされるというこの曲を
クルレンツィス はアジアンな踊り子を使って演奏したのだと思います。
ストラヴィンスキーは気持ちよすぎてあまり覚えていません(笑)。

85歳のノリントンは
オフィス・チェアのような椅子に座って、
しかし、実に楽しそうに指揮をしました。
楽団員も楽しそう。
フィナーレには椅子の上でくるっと回って
ドヤ顔でこちらに向き直って挨拶します。

ハイドンでは各楽章ごとに振り返って、
毎回拍手で迎えられます(笑)。

テンポの速いのが特徴のノリントンですが、
モーツァルトとハイドンは彼の真骨頂発揮でしたね。
大拍手でした。

ザルツブルク最後の夜の公演の後の食事は、
お気に入りの「カフェ・バザール」で。
ハムとチーズのホット・サンドが美味しかった。
ごちそうさまでした。

明日ザルツブルクを出発します。
都合5公演、オペラだけでも3公演という
夢のような日々でした。