お気に入りのピョートル・アンデルシェフスキを聴いてきた

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今夜は
すみだトリフォニーホールでピョートル・アンデルシェフスキの
ピアノ・リサイタルを聴いてきました。
座席は1階20列12番。

シューマン/
フゲッタ形式の7つのピアノ小品 作品126
暁の歌 作品133
   ***
ベートーヴェン/
ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 作品120

いつもは苦手のシューマンの曲が
絶妙なタッチで弾かれて感銘を受けました。
曲の構成があまりはっきりしないシューマンは、
弾き手がそこで弾いていることによって
リアリティをより感じられる気がします。

ディアベリ変奏曲は、
要所要所でじつに情感のこもったサウンドを聴かせてくれました。

今日の圧巻は、
アンコールのバッハの平均律第2巻よりⅧ
プレリュードとフーガBWV877。
ピョートル得意のポリフォニーにノックアウトされました。
残念ながら、
客の入りは驚くほど悪かったけど
素晴らしいコンサートでした。

コンサートの後は、
定番の「sugahara」へ。
どれも美味しかったけど、
白イカとサヤインゲンのパスタと
カルボナーラが印象的でした。

ペアリングしてもらったワインも抜群でした。
ごちそうさまでした。