バッハ・コレギウム・ジャパンの「マタイ受難曲」

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東京オペラシティで
鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンによる
「マタイ受難曲」を聴いてきました。
座席は3階C1列7番。
3階ほぼ正面から聴いたので
視界的にも音的にも見晴らしがよくて気持ちよかった。

彼らの演奏を聴くのはたぶん初めて。
小編成でのしなやかで軽めながら芯の強い演奏でした。
コーラスで盛り上がるクライマックスの迫力は素晴らしく、
銀髪を揺らして指揮する鈴木の姿は、
小澤征爾的なカリスマ性にも満ちていました。

聖金曜日と復活祭の日に開催されるという
受難曲の演奏を含めて
彼らの「マタイ」は71回目とのこと!

曲の終了時に、
まだ指揮者が手を上げたまま止めて余韻を作っていたのに
、手を降ろす前に拍手が起こってしまったのは残念でした。

特別にオルガンを建造したりと様々な工夫をしてるようなので、
できれば定期的に聴いてみたいですね。