今日はサントリーホールで、
アラン・ギルバート指揮NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の
コンサートを聴いてきました。
前半が、
ワーグナーのオペラ『ローエングリン』より 第1幕への前奏曲、
マーラーの交響曲第10番アダージョ。
後半が、
ブラームスの交響曲第4番という
オーケストラを堪能するのにピッタリなプログラムでした。
ところが、
観客の入りはかなり少なく、
私が経験したサントリーホールのコンサートの
ワーストかもしれません。
しかし、演奏は抜群の出来でした!
しっかりとした低音部に支えられた弦楽器の美しい音と、
渋めの音ながら良くまとまった管楽器の音を
聴いているだけで幸せになります。
前半は、
それを狙ったプログラムなんでしょうね。
後半は、
手慣れたブラームスできっちり盛り上げました。
私がいつも聴いている演奏と
フレージングがやや違って最初は戸惑いましたが、
優雅に演奏された第2楽章から没頭できました。
最後は、
人数が少ないながらも万雷の拍手。
今日は熱心なファンが多かったのか、
演奏会後のサイン会にはたくさんの人が並んでいました。
アラン・ギルバートの指揮は、
なんだかカクカクしていて
あれで奏者たちはノレるのかな?なんて思いましたが、
またチャンスがあったら彼の演奏を聴いてみたいと思います。
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