調布で聴いたレイチェル・ポッジャー

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調布のくすのきホールで、
バロック・ヴァイオリンの名手
レイチェル・ポッジャーの
ソロ・リサイタルを聴いてきました。
座席は1階K列1番。
観やすい席でした。

妻の予定が合わなかったので、
30数年ぶりに会う中学の先輩で、
私の同級生のお兄さんを誘いました。
ずーっとお会いしてませんでしたが、
数年前からFacebookで繋がっていたので、
友人としてスムーズにお話ができました。

●曲目
J. S. バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV 1013(ポッジャー編、ト短調版)
タルティーニ:ソナタ 第13番ロ短調
マッテイス:ヴァイオリンのためのエアー集より
   ***
ビーバー:パッサカリア ト短調「守護天使」
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004

アンコール)
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 第3楽章
モンタナーリ:ジーダ
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 第1楽章アダージョ

バッハの無伴奏フルートのためのパルティータを
ポッジャーが編曲したものから始まり、
タルティーニ、マッテイス、ビーバーの曲、
最後にバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番という構成。

初めて聴いたマッテイス、
ビーバーのコブシの効いた曲が心に残りました。
無伴奏パルティータ第2番、
アンコールの無伴奏ソナタも素晴らしい出来。

ホールの外でも
調布国際音楽祭のイベントが行われていて、
オーボエとバスーンの美しい音が響き渡っていました。

コンサートが終わったのが16時なので、
開店時刻ぎ早い「串カツ田中」で一杯。

インダストリアル・デザイナーでスタートして、
今は建築関係の
プロダクション・マネージャーをしているという友人によると、
くすのきホールは音響が響きすぎるので、
バッハよりコブシの効いた曲に向いているとのこと。
たしかにその通りの結果だったように思います。

アマチュア合唱団の発表などには
かえっていいのかもしれませんね(笑)。

コンサートの後に感想を話し合いながら、
趣味や来し方、仕事の哲学などについても話ができて、
じつに楽しい午後になりました。