今日、6人の死刑執行が行われて、
オウム真理教13人の死刑執行が終わった。
オウムに関して全部読んだわけじゃないけど、
この記事がいちばん心に響きました。
"オウム事件から「何も学ばなかった」日本の学者たち―宗教学者・大田俊寛氏インタビュー"
http://blogos.com/article/42874/
"私は現在のところ宗教を、
「虚構の人格」を中心として社会を組織すること、
そしてそれによって、
生死を超えた人間同士の「つながり」を確保すること、
と規定しています。"
"宗教の本質規定の方法は、
個々人の心理的次元に着目するものと、
社会的機能に着目するものの二つに大別されますが、
私の立場は後者に当たります。"
このクールな視点。
"日本のアカデミズム内の一つの潮流が、
実はオウムの「生みの親」の一人であった、
あるいは少なくとも、
「オウム予備軍」となるような若者を大量に生み出してしまった、
ということなのだと思います。"
そして、この重い指摘。
心に刻んでおきたい。
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