すみだ平和祈念コンサート2018

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"すみだ平和祈念コンサート2018"
上岡敏之指揮新日本フィルの公演を聴いてきました。
座席は1階24列27番。見通しのいい席でした。

●曲目
・ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲
・ブラームス/交響曲第1番

前半は、
24歳という大江馨のソロによる
ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲。
楽章の構成等は音楽的に異例な部分もあるらしいけど、
メロディ的にはじつに分かりやすい曲。
見た目が細くて迫力がないのと、
音がちょっと小さいかな?
新日本フィルソロ・コンサートマスターの
崔文洙さんが弾いてもよかったのではないかな。
アンコールは
バッハ無伴奏パルティータ第2番からサラバンド。

後半は、
ブラームスの交響曲第1番。
上岡さんの大袈裟な身振り手振りは相変わらずで、
個人的にはちょっと目障り。でも、
体が小さいからしょうがないのかな?
"「暗から明へ」という ベートーヴェン的構成"と
プログラムの解説にあるように
苦しみからの解放が感じられる曲。
小澤征爾さんが病から復活した時の
NYのライヴでも演奏してましたが、
今回も最終楽章のカタルシスは素晴らしいものでした。

アンコールは
ベートーヴェンの"第九"から第3楽章。
安らぎに満ちたメロディが気持ちよく美しかった。
鎮魂から癒しへ、ということでしょうか。
明日の311のことを考えると、
「歓喜の歌」には
未だに至らないということでもあるんでしょうね。

東京大空襲と東日本大震災の犠牲者に、
あらためて合掌。

コンサートの後は
吉祥寺「串カツ 田中」で一杯。
途中から娘も合流して、
今週の彼女の誕生日もお祝いすることに。
ホッピーと角ハイボールで乾杯。

ごちそうさまでした。