輝かしくしなやかなハイドン「天地創造」

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新日本フィル定期コンサート
「トパーズ」トリフォニー・シリーズ
今日の公演を聴いてきた。
座席は1階19列34番。
指揮者すぐそばの
元々の指定席の両隣が暑苦しいので、
空いている観やすい席に移動した。

●出演
鈴木秀美[指揮]
中江早希[ソプラノ]
櫻田亮[テノール]
多田羅迪夫[バス]
コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート[合唱]

●曲目
ハイドン/オラトリオ『天地創造』

鈴木秀美指揮によるハイドンの「天地創造」は、
輝かしい音楽のしなやかな演奏で素晴らしかった!

しかし、
明らかに予曲目についての予習不足だった(笑)。
話の内容が大体分かってるからと見くびってたら、
会場が暗くて歌詞がよく見えず、
どこがポイントかだいぶ掴み損ねた。

それでも、
前半のクライマックスの「アレルヤ」の迫力、
後半第3部出だし「アダムとエヴァの神への賛歌」の
モーツァルト的な旋律の美しさと優しく天国的な響き、
大団円の納得感と、感激の出来だった。

ソロ歌手では、
ソプラノの中江早希さんの声の美しさ、
テノールの櫻田亮さんの艶やかな声が印象的。
中江さんは、
前半の天使ガブリエルのブルー&グリーンのドレスから、
後半のエヴァの艶やかなピンク・ドレスにへの変身も
目に鮮やかで楽しませてくれた。

鈴木さんの指揮は
堂々としていて安定感があってとてもいいですね。
また聴いてみたい。