錦糸町のすみだトリフォニーホールで
セドリック・ペシャ・ピアノ・リサイタルを聴いてきた。
今年初めてのコンサート。
座席は1階11列1番。
左端だが観やすい席。
拍手の音がやや固く聞こえるのが気になった。
●曲目
・フレスコバルディ/パッサカリアによる100のパルティータ(「トッカータ集 第1巻」より)
・ウェーベルン/ピアノのための変奏曲 op.27
・ブラームス/主題と変奏 ニ短調 op.18b
・ブラームス/創作主題による変奏曲 ニ長調 op.21-1
***
・J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
前半は
軽快なフレスコパルディから始まって、
難解な(笑)ウェーベルン、
ブラームスの可憐な小変奏曲と壮麗な変奏曲の2曲。
タッチの綺麗なフワリとした響きがここちよい。
ブラームス、とくに「創作主題による変奏曲」が気に入りました。
変奏曲尽くしのコンサートの後半は、
いよいよバッハのゴルトベルク変奏曲。
テンポの速い曲は思い切り滑らかに弾ききり、
遅い曲はしっとりと弾く最近流行りのスタイル。
個人的な好みではないけれど、
ホールで生で観るとじつに楽しい。
アンコールは無し。
まあ、集中力を考えると無理もないかな。
彼の「ゴルトベルク変奏曲」のCDを買って帰る。
コンサートの後は、
一緒になった友人と最近評判の
錦糸町のイタリアン「sugahara」で遅い夕食。
前菜に
水牛のモッツァレラとトマトのカプレーゼに
ホタテのカルパッチョ。
パスタはハマグリと菜の花に
ヤリイカとほうれん草。
メインはホロホロ鳥にした。
どれも食材が活かされた
素晴らしい味わいで感服。
ごちそうさまでした。
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