ボブ・ディランの東京公演最終日を
オーチャードホールで聴いてきた。
座席は1階24列32番で、
前回よりはやや後ろだが、
前がみうらじゅんさん、
後ろが渋谷陽一さんという
豪華なメンバーに挟まれて、
なんだかVIPな気持ちだった（笑）。
初日の出来を
上回る素晴らしいコンサート。
音がよりクリアで、
ゆったりと丁寧に演奏されて
音楽の隅々が見渡せる。
●セットリスト
Things Have Changed
She Belongs To Me
Beyond Here Lies Nothin'
What'll I Do
Duquesne Whistle
Melancholy Mood
Pay In Blood
I'm a Fool to Want You
That Old Black Magic（初日だけThat Lucky Old Sunだった）
Tangled Up In Blue
***
High Water (For Charley Patton)
Why Try To Change Me Now
Early Roman Kings
The Night We Called it a Day
Spirit On The Water
Scarlet Town
All Or Nothing At All
Long And Wasted Years
Autumn Leaves
***
Blowin' In The Wind
Love Sick
菅野ヘッケルさんのレポートはこちら
→ボブ・ディランDay15東京-2016年4月26日セットリスト
→「こんな気がする」ボブ・ディラン
→【ディランを追いかけて～ヘッケル】2016年4月26日(火)東京公演- Day15
曲目はほとんど変わらず、
アンコールも同じだったのは残念だったが、
クライマックスの
「Long And Wasted Years」「枯葉」の出来は
初日を上回っていたと思う。
ただし、
初日だけ演奏したという
「That Lucky Old Sun」は素晴らしかったので、
やはり初日を観られてよかった。
今回は、
初日に比べると若い人が多く、
ディランが歌って間奏に入ると拍手、
みたいに客席の反応・盛り上がりがすごかった。
休憩に出てみたら、
グッズ売り場が奇跡的に空いていたので、
Tシャツとパンフレットを買っちゃいました（笑）。
パンフレットにも、オフィシャル・サイトにも
ツアー・メンバーがキチンと明記されていないけど、
下記だったようだ。
Bob Dylan
Tony Garnier (Bass)
George Recile (Drum)
Donnie Herron (multi-instrumental)
Stu Kimball (guitar)
Charlie Sexton (guitar)
この伝説的シンガーのコンサートを
あと何回観られるかな？
終了後は、
今朝チェックしたマークシティ近くの
「山家 支店」2階で一杯。
店員さんの交代時間近くで
サービスが上の空だったが、
24時間使える店を確保できた（笑）。
※今回の来日コンサートを聴いて思ったこと。
ブルース・スプリングスティーンの「The River」や
パティ・スミスの「Horses」のように
"〇〇周年"でアルバム丸ごと再現ライヴを
するのが流行ってるけど、
50周年になる「Blonde on Blonde」を
今回の熟成されたバンドで再現したりしてくれないかな？
勝手な好みで言うと、
前年だが、
「Like a Rolling Stone」が入った「Highway 61 Revisited」か、
1976年の「Desire」の再現ライヴをお願いしたいところ。
最悪、2006年の「Modern Times」10周年でもいいです（笑）。
最低でも、今回か前回2014年のライヴ盤が出ないかな？
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