すみだトリフォニーホールでの
ルドルフ・ブッフビンダーのリサイタルを聴いてきた。
座席は恒例の1階20列12番。
見やすくリラックスできる席だ。
●曲目
J.S.バッハ/イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 op.53
「ワルトシュタイン」
シューベルト/ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
アンコール)
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 作品13「悲愴」第3楽章
J.S.バッハ パルティータ第1番 BWV825 ジーグ
シュトラウスⅡ世 ワルツ 作品56 「ウィーンの夜会」
本日の白眉は、
後半のシューベルト最後のピアノ・ソナタ第21番。
祈るような第1楽章、
歌心あるメロディを朗々と弾ききった第2楽章、
スピーディで可憐な第3楽章、
圧倒的なスピードと迫力の最終楽章と、
すべてがピッタリはまった素晴らしい演奏だった。
以前、
クリスチャン・ツィメルマンで聴くはずだったのに、
コンサートがキャンセルされて
聴けなかったこの第21番が聴けてよかった。
前半のバッハのイギリス組曲第3番は
レコードより速めの演奏。
2曲目の
ベートーヴェン"ワルトシュタイン"はさらに速弾きで、
一瞬、ベートーヴェンの曲かどうか
疑ってしまうほどだった。
しかし、このスピード感から生まれる軽さが、
それぞれの曲の新しい魅力を引き出していたと思う。
最近、みんな速弾きのような気がするが、流行なのかな?
アンコールは、また弾きまくりで3曲。
聴衆は大喜びで、本人も嬉しそうだった。
ルドルフ・ブッフビンダーのピアノは
音の響きが素晴らしく、
フレージングがウィーン出身らしく?洒脱で、
コンサートにハズレがない。
今回も大満足なコンサートでした。
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