映画「ブリッジ・オブ・スパイ」を観てきた。
Facebookでのどなたかの感想で、
ドイツの風景が素晴らしいとあって観てきたが、
重厚な映像が印象的だった。
いろいろ感想はあるが、
ベルリンの壁が作られる過程と、
それを乗り越えて脱出しようとする人が
銃で撃たれるシーンはやはり衝撃的だ。
壁が建造開始されたのは1961年8月13日。
もっと前だったような印象だったが、
私が生まれた後に
38年間も壁による分断が続いていたことだけは
忘れてはいけないと思う。
ついこの間のことなんだから・・・。
以前読んだ本に、
「ファイル―秘密警察-シュタージ-とぼくの同時代史」がある。
監視国家としての東ドイツで
親しい人が監視し密告した実態と、
壁の崩壊・ドイツ統一後にその資料が公開されて、
過去の非道が暴かれる恐怖。
そんな時代が来ないように、
心しなければと思うのです。
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