東京文化会館での、
アリス=紗良・オットの
ピアノ・ソロ・リサイタルを観てきた。
青いドレスに、
いつもながらの裸足で登場した
アリス=紗良・オットは、
遠目ながら素晴らしいスタイル。
演目の最初は、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「テンペスト」。
優美な演奏だったが、
ベートーヴェンらしい構成感には
少し欠けていたかもしれない。
続く「バッハ:幻想曲とフーガ イ短調」と
「バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ 」を
続けて弾いたあたりから、
聴くこちらも調子が出てきた感じ。
後半は、
リストの「愛の夢」第2番 ・第3番と
「パガニーニ大練習曲 」。
有名曲も多く、
彼女の繊細な美音と、
意外に力強く豪快な強音とが
見事に生きていた。
ちょっと力まかせな瞬間もあるが
素晴らしい演奏。
アンコールの「ショパン:雨だれ」
「グリーグ:パック」は、
自慢の曲らしく大きな拍手を受けていた。
今度は、彼女のショパンをまとめて聴いてみたいかな?
●曲目
ベートーヴェン:ソナタ第17番「テンペスト」
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ イ短調BWV.944
J.S.バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
***
リスト:愛の夢 第2番 第3番
リスト:パガニーニ大練習曲
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