ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と
ルドルフ・ブッフビンダー指揮・演奏による
ベートーヴェンのピアノ協奏曲チクルスを聴いてきた。
11月12日
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
: ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
ピアノ・アンコール)
J.シュトラウスⅡ/アルフレッド・グリュンフェルト:オペレッタ『こうもり』からメドレー
座席は2階7列9番。
観やすく音もいい席だが、
足元がやや窮屈だ。
ブッフビンダーのピアノは
いかつい顔とは裏腹に
繊細で柔らかな音が印象的。
オーケストラはさすがに、
とにかく弦が圧巻。
音の響きといい音量といい
文句のつけようがない。
管楽器は
やや調子が悪かった奏者がいたかな?
シンプルで可憐な第2番、
甘美で華麗な第4番もよかったが、
第3番は今日の白眉。
休憩後の方が、
オーケストラもブッフビンダーも
音のダイナミズム拡がった気がする。
迫力の演奏で、オーケストラも
気持ちよくスイング?していた
アンコールの早弾きはさらに見事。
ブッフビンダーの技量に感動した。
11月13日
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
ピアノ・アンコール)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」から第3楽章
J.シュトラウスⅡ/アルフレッド・グリュンフェルト:オペレッタ『こうもり』からメドレー
第1番は、
ウィーン・フィルの鉄壁の弦に、
美しいタッチのピアノが可憐に歌う
ため息をつく美しさの第2楽章と
小気味に疾走する最終楽章がとくに素晴らしい。
チクルス最終の第5番は
すべての楽章が感動的な演奏だった。
とくに弱音の美しさが印象的。
素晴らしいピアニストだ。
残念だったのは、斜め前の女性の
カバンの中のケータイ?のライトが
フィナーレの途中から点滅し始めたこと。
眼底検査の点滅ライトのように
ずっと点滅していた。
終わってから注意したが、
こちらを睨みつけるのみ。
カバンの中なので外から見えないと
思っていたのだから怒りはしないが、
単に電源を切っておけばいいだけの話じゃないか。
なんとか手で見えないようにして聴いていたが、
気が散って感動の一部が削がれてしまった。
少なくとも謝れないのは最低だね。
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