ビルボードライブ東京で
マデリン・ペルーを観てきた。
今回の席は、
ミュージシャンたちが出てくるすぐ脇で
意外に観やすい席だった。
予想していたよりもちょっと太ったマデリンは、
ストリング・カルテットを
従えた豪華なメンバーをバックに、
おいしいスルメを
延ばしに延ばした伸しイカの様な
味わい深いカントリー的な
印象的な歌い方をする。
ゲインズブール、レナード・コーエンの
曲のカヴァーをしながら、
「Dirty Old Man」なんて言いながら、
客を笑わせていた。
ゆったりと歌う姿は、
ときおりエディット・ピアフも思わせる。
各曲ともに弦がよく効いていたが、
太りすぎたアル・クーパーのような
キーボーディストのピアノ、ハモンドオルガンがいい。
ギタリスト、ベーシスト、ドラム奏者も
芸達者ぶりも楽しいコンサートだった。
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