一時代の終わり

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ついに
月刊プレイボーイが最終号になった。

創刊が1975年だから、
ぼくは高校3年生だった。
県庁の近くのよく行く本屋で
創刊号を買ったのを覚えている。

美しい女性の写真と
良質なインタビューや
ノンフィクションに魅せられた。
それが昂じて
作る側に回りたいと思い、
集英社の入社試験を受けて
最終面接で落とされた悔しさは
いまだに忘れられない。

終刊号終刊前号に採録されている
記事の数々を見ると、
やはり、
プレイボーイインタビューの
質の高さに感心する。

逆に、
センターフォールドの写真は、
なんだか修正をかけすぎた
作り物の写真のようで、
リアルさを失っている。

いずれにしても、
自分の青春の名残もついに消えたか、
という感慨がわいてくる。
ちょっとさみしい。