全国高校サッカー選手権大会決勝、
鹿児島実業vs.野洲を観た。
フィジカルに強い鹿実と
テクニックに優る野洲、
見応えのある試合になった。
前半は野洲が圧倒。
1点入れられた後半は、
鹿実が押しまくっていた。
野洲は、
日本のサッカーに欠けている、
パサーも受け手もともに
前を向いたままでの縦パスの連続と
ドリブル突破が印象的。
1:1での延長後半7分に
スルーパスからドリブル、そしてヒールパス、
そこからまたスルーパス、低いクロス、シュート!と
きれいにパスがつながって
野洲らしい決勝点が決まった。
こんなにヒールパスを多用するチームは珍しい。
普通は監督から怒られるハズ。
「高校サッカーを変える」というかけ声も
オーバーとは言えないくらい
面白いサッカーをするチームだった。
見逃せないのはDF。
こういったタイプのチームでDFが
けっこう堅固だったのも驚きだ。
このチームを育てたのが、
レスリング部出身だというから
皮肉なものだ。
平田樹彦
素晴らしい試合でしたね。息子は国立に観戦しにいきました。野洲の青木のサインもらって帰ってきました。