アルバン・ベルクのバイオリン協奏曲

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先日聴いた諏訪内晶子の
ベルクのバイオリン協奏曲が
あまり印象に残らなくて残念だったので、
5月20日に、クレーメル&エッシェンバッハ
&ハンブルグ北ドイツ放送交響楽団でリベンジしてきた。
(ベルクのバイオリン協奏曲を初めて聴いて
感動したのもクレーメルのCDだった・・・)

やっぱり、
得意技ってあるのだろう。
クレーメルだと楽しめる。
諏訪内晶子の時には、
なにか音楽が平板でメロディに浸れなかったが、
最初の音を聴いただけで音楽に集中できた。
やっぱり、クレーメルのベルクは素直に感激できる。

席が1階1列目の右端の方で、
(クレーメルの弾く姿は全く見えない!)
まるで、チェロ奏者になったような感じだったが、
マーラーの交響曲5番もよかったと思う。

エッシェンバッハという人は、
聴いている途中はやや分析的すぎる感じがするが、
出だしと終わりの盛り上げ方が上手なので、
聴き終わったときの印象がすごくいい。
めずらしく真面目に拍手してしまった。