今夜はサントリーホールで、
東京フィルハーモニー交響楽団の定期公演でした。
井上道義さんの指揮で、
エルガーの序曲「南国にて」、
クセナキスのピアノ協奏曲第3番「ケクロプス」、
ショスタコーヴィチの交響曲第1番を演奏しました。
クセナキスのスペシャリストの
ピアニスト大井浩明さんによる協奏曲は、
指揮者が体で音楽のリズムを表現する独特の指揮法で、
視覚からも音からも楽しむことができました。
エルガーとショスタコーヴィチは、
オーケストラの豊かな表現力が発揮されて、
分かりやすい演奏になっていたと思います。
「19歳で作曲したんだから大変なものです」と
演奏後に話し始めた指揮者は、
「戦争は舞台の上だけにしてほしい」とつなぎました。
そうして演奏したアンコール曲は、
「J.シュトラウスⅡ:南国のバラ Op.338 より コーダ 」。
ロシアによるウクライナに侵攻に敏感に反応した
コンサートになりました。
コメント