久しぶりのツィメルマン

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東京ニューシティ管弦楽団の定期演奏会
クリスチャン・ツィメルマンを聴いてきた。
座席は1階27列10番。

昨年12月だったか、
彼の体調不良でコンサートが
キャンセルされて以来のツィメルマンだった。

開演前にはロビーで
弦楽四重奏を演奏していた。いい感じ。

曲目)
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 作品9
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
ムソルグスキー(ゴルチャコフ編曲):組曲「展覧会の絵」

ツィメルマンのベートーヴェンは素晴らしかった。
第1・第2楽章をかなりソフトに優しく弾いて、
第3楽章のクライマックスを引き立てた演奏。
テンポもかなり自由に動かした自由闊達な演奏という印象だった。

2011年3月の東日本大震災を
日本にいて経験したというツィメルマンは、
指揮者のノヴァックとともに復興を祈念して
無償での出演だそう。

"当初予定されておりました、
エウゲニウシュ・クナピクの
ピアノ・ソロ、混声合唱、オーケストラのための協奏曲
「ソング・オファリングス(歌の捧げもの)」は、
同曲の世界初演権を有する
ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団の初演延期のため、
予定された日本初演の実現が叶わなくなりました。"

後半は、
ムソルグスキー「展覧会の絵(ゴルチャコフ編曲)」。
たぶん初めて聴いたふゴルチャコフ版は、
だんよく聴くラヴェル版より
ロシア色が強いように感じたが、
どうしても
エマーソン、レイク&パーマーの演奏が
耳の奥で鳴っているような気が
してしまうのはどうしようもない(笑)。

コンサートの後は、
吉祥寺の「塚田農場」で一杯。
オレンジと掛け合わせたという"日南レモン"のサワー。
凍らせてあるので、
ジンとサワーの"ナカ"を入れ替えて何杯か飲むという趣向。
面白いけど、
途中からフニャフニャになるのが好き嫌いあるかも。
凍らせてないのも頼めるそうなので、
次はそちらにしてみます。

昆布で締めたという
鶏の「むねたたきネギまみれ」も美味しくて、
満足満足。

吉祥寺駅前にはツリーも登場してました。
今日からかな?