「ぽん多」の後は、
サントリーホールで
グスターボ・ドゥダメル指揮
ロサンゼルス・フィルハーモニックによる
マーラー交響曲第6番を聴いてきた。
座席は1階1列10番。
ちょっと脇すぎるが迫力は満点な席だ。
「悲劇的」とも呼ばれるこの交響曲は
第1楽章と最終楽章を中心に、
悲しげで剛毅な行進曲が底流に流れている。
寄せては返す緩徐楽章のロマンチックさと
第3楽章のアクセントになるスケルツォもよかったが、
曲そのものの構成からも
劇的に終わる第1楽章に圧倒された。
陳腐な表現だが、
まさに万雷の拍手を受けて
楽団員をしきりに褒めるドゥダメル。
見事な演奏だったと思う。
しいて言えば、
すべてを全力で演奏するかのような熱演に、
マーラーらしい気品とか優雅さがあったら
完璧だったかもしれない。
それはオーケストラの責任かもしれないが・・・。
六本木一丁目の桜もかなり開いていて綺麗でした。
素晴らしい夜!
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