アヴデーエワ再び

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ミューザ川崎 シンフォニーホールで
トゥガン・ソヒエフ指揮
トゥールーズ・キャピトル 国立管弦楽団の
来日公演を聴いてきた。

出演
管弦楽:トゥールーズ・キャピトル 国立管弦楽団
指揮:トゥガン・ソヒエフ
ソリスト:ユリアンナ・アヴデーエワ (ピアノ)

演奏曲目
ショパン : ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11  ( ナショナル・エディション )
リムスキー=コルサコフ : 交響組曲 『 シェヘラザード 』 Op.35

前半のショパンのピアノ協奏曲第1番は、
ユリアンナ・アヴデーエワの技巧が冴えて大喝采。
爽快な演奏だったたが、
ちょっと技巧が勝ちすぎてないかと
今後が心配だ。
初めて聴いた時の
彼女らしさが少し薄れている気がする。

後半の
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」は、
大盛り上がりの最終楽章が印象的な好演。
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団は、
スタイルも腕もいい
美女のコンサートマスターを中心に
手堅い響きで楽しませてくれたが、
管楽器のソロとアンサンブルには
非凡なものを感じた。

アンコールでやった
「カルメン」の有名な間奏曲は特に素晴らしかった!

アヴデーエワは、
秋にも来日してベートーヴェンの協奏曲を弾くようだが、
これはチケット取り損なったので残念。
次の機会を楽しみにしたい。