鳥もつ煮の元祖は?

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昨日から山梨に帰省していた。

今日の昼は、
鳥もつ煮考案の元祖だという
甲府駅前「とんかつ力」で。
店の説明には、
ふつう元祖とされる蕎麦屋「奥藤本店」
親戚であるかのような記述がある。

ウィキペディアによると、
奥藤の「2代目主人・塩見勇蔵が
鳥もつを使って料理を造ることを発案、
調理担当の弟・塩見力造がレシピを完成させた」
とのこと。

その力造氏が「とんかつ力」のご主人で、
その息子で現在調理場に立っているのが順造氏のようだ。

?母と弟と娘と4人で、
特ロースかつ定食2と、
特ミックス定食、とんかつ定食に
鳥もつ煮をセットにしたものを頼む。

この店の、
やや甘めの鳥もつ煮もうまいが、
箸で切れるという柔らかいとんかつも、
辛めのソースとの相性がよくおいしかった。

周りを見ていると、
とんかつ屋に来て
鳥もつ丼鳥もつ定食しか頼まない人が
半分くらい。
いくら鳥もつ煮ブームだといっても、
カップルで来たら
ひとりはクリームコロッケやとんかつを
頼んでもバチは当たらない。

それに、
鳥もつ煮は味が濃いので
メインというよりはサイド。
そればっかり食べては、
もったいないのになあ。
?
ちなみに、
山梨では単に「かつ丼」というと
丼飯の上にキャベツととんかつが
載ったものを言います。
この店の(甲州風)かつライス丼がそれ。
(ぼくは、このかつ丼を食べるとき、
とんかつとキャベツを
丼のフタに取って食べます。
それじゃ、とんかつ定食じゃないかって?
何か問題あります?)

東京で言う「かつ丼」は、
「煮かつ丼」と言わなければ出てきません。
常識です。悪しからず。