誘われてアブドゥーラ・イブラヒム

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かつてのダラー・ブランド
改めアブドゥーラ・イブラヒムのトリオを
「ブルーノート」で聴いてきた。

関西のアンプ仲間が
チケットが余ったからと
誘ってくれたのだ。

その友人は、
京都のジャズ喫茶の関係で
前回の来日に多少関わったらしい。

演奏は、
ベースが静かにメロディを刻み、
ドラムはほとんどブラシで、
シンバルもスティックでこする程度という
ミニマルな演奏だった。

どこか、キース・ジャレットの
「ザ・ケルン・コンサート」に似ているが、
友人によれば、逆に
ダラー・ブランドの「アフリカン・ピアノ」
キースがインスパイアされたのだという。

「サイコー!」というほどまでの
盛り上がりには欠けたが、
静かなスリルがあって楽しめた。
最近は
スピリチャル系のファンが多いというのが
納得できるような演奏だった。

演奏後は友人のコネで
楽屋まで入れてもらい記念撮影まで。

最後は彼の最近のライブ録音盤
「Senzo」を買って帰った。
(これはかなりいい演奏です)