裸足のピアニスト

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アリス=紗良・オットコンサート
座席は1階24列9・10番だった。
曲目は次の通り。

   メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 “ワルトシュタイン” Op.53
       *
   ショパン:
    3つのワルツ“華麗なる円舞曲” Op.34
    ワルツ第6番 変ニ長調 “小犬” Op.64-1
    ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
    スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31

そしてアンコール曲は次の通り。

   ショパン:ノクターン第20番(遺作)
   リスト:ラ・カンパネラ
   ベートーヴェン:エリーゼのために

前半はやや平板でノレなかったが、
後半のショパン、リストは素晴らしかった。

なんと、彼女は裸足で出てきて、
ピアノを弾きながら足を踏み鳴らすのでビックリ。
太鼓が鳴ってるのかと思ったくらい。
唸り声はよくあるが、
こんなことこれまであったかなあ?

彼女のピアノは、
芯の強い透明で綺麗な音がいい。
好みでは、
もっとゆっくり弾いて、
響きを楽しませてもらいたかった。

やや力まかせの強奏に
もう少し幅が出ると音楽性がさらに増しそう。
今後が楽しみだ。