ベストセラー「ウェブ進化論」の梅田望夫さんと
ミラクル・リナックスCTOの吉岡弘隆さんによる対談イベント
「『シリコンバレーのビジネス風土』と『オープンソースの思想』」
に昨日参加した。
シリコンバレーに行ったことがないせいか
「オープンソースの思想」について話された
対談後半の方が、ぼくには面白かった。
きちんとメモをとっていないので、
コメントそのままではなく
ぼくが受け止めたものの内容を、
いくつか備忘のために書いておこう。
「オープンソースについて最初にショックを受けたのは
Linuxではなくて、1998年の、
ネットスケープのソースコード公開だった」(吉岡氏)
「オープンソースによるソフトの
ほとんどは使われていない。
それでも、トップレベルでは
生産性があまりにも高く、
Linuxカーネルのようなものでは、
トップ企業の生産性と並ぶ」(吉岡氏)
「(オープンソースと同じで)ネットの書評も、
トップ1%(の内容)はほんとに凄い!」(梅田氏)
聴いていて面白いと思ったが、
もっと掘り下げて聴いてみたかったのが、
梅田氏の次のようなコメントだ。
「ソフトをコピーをして配布する
ということをしないネットの企業は、
オープンソースに対する
いろいろな縛りが出てこないというのが、
”コロンブスの卵”みたいな話で、
ここにとてつもない相乗効果がある」(梅田氏)
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